膠原病による肩こり・頭痛・首痛の症例報告:40代女性の改善事例
今回は、40代の女性Yさんの症例についてご紹介します。Yさんは20年前に全身性エリテマトーデス(SLE)と診断され、3年前からは慢性胃炎も患っています。
複数の薬を常用しているYさんは、最近では首痛、肩痛、背中の痛み、腰痛や張り、疲れやすさ(易疲労性)に悩まされていました。加えて、不眠や便秘、回転性のめまいも訴えていました。
初診時の状態と問診内容
Yさんは初診時、とても疲れて見え、「全身が痛くてだるい」と訴えていました。
「鍼なんかで治るのか?」と半信半疑でした。
姿勢は少し猫背で左右差があり、全身的に筋緊張が目立つ様子でした。膠原病による症状や薬の副作用によって、肉体的・精神的に疲労感が強い状態でした。
鍼灸と整体による治療のアプローチと経過
病院での検査結果を確認し、各関節の炎症状況にも問題がないため、鍼灸と整体を組み合わせた施術を行うことにしました。Yさんは「通院することがしんどい」と訴えていましたが、「最初は週1回のペースが必要」と説明し、納得していただきました。
施術開始から2ヶ月後、めまいはほぼ消失し、首、肩、腰を含む全身の症状も軽減されました。
その後は2週間に1回の施術に変更し、さらに2ヶ月後には「とてもいい感じ。20年ぶりに旅行に行けた」とのことでした。約4か月の施術で、背中や腰の痛みも軽減され、自信と人生の喜びを取り戻されたようでした。
患者様の声:鍼灸と整体の効果
Bさんは「鍼灸の施術でこんなに改善するとは思っていませんでした。体力と気力が安定し、病気と向き合う力が出てきました。病院への通院回数も減り、服用量も減ってきています。来院するたびに元気になっていることを感じます」とおっしゃっています。
「膠原病への鍼灸施術」まとめとお知らせ
鍼灸治療が膠原病そのものを根本的に解決するのは難しいかもしれませんが、付随する症状や薬の副作用を和らげることで、体力や気力が安定し、病気と向き合う力が高まることがあります。
Yさんのように、少しでも症状が改善し、生活の質が向上するお手伝いをできることが私たちの目標です。
お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
リンク集(参考にどうぞ)
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