こんばんは、浜崎鍼灸整骨院・院長の浜崎です。
最近、コロナでの自粛、生活環境の変化でストレスが増えて息苦しさ、過緊張、睡眠障害、不眠症、不安障害を訴える患者さんが増えています。
ただでさえ、「気配り大事」な日本社会。
発散する機会が無いと、ストレスまみれになってしまいますね。
ここでワンポイントアドバイス。
☆幸せホルモンセロトニンを摂りましょう。
〇日本人には特に必要なんです
現代はストレス社会。
〇「セロトニンが不足すると人は不安になります。
あるいは寂しくなったり、恐怖を感じたり、現在や未来に対して過敏に反応してしまうこともあるでしょう。
セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれています。
〇脳内には約1000億個の神経細胞をつなげる神経伝達物質があり、大きく分けて覚醒物質と抑制物質があります。
このうちセロトニンは、ドーパミン、ノルアドレナリンと並ぶ覚醒物質で、特に精神面に大きな影響を与えます。
覚醒物質ではありますが、抑制物質に変化するという面白い性質を持っています。」
〇「セロトニンは朝起きたときから夕方まで分泌されます。
夜になると睡眠を誘発するメラトニンがセロトニンから作られます
。セロトニン不足になるとメラトニンの生成と分泌に影響し、睡眠リズム障害につながります。
生活のリズムが崩れ、睡眠不足が続けば、鬱になることもあるでしょう。
睡眠不足は万病のもと。寝不足が脳の機能を低下させるので、認知症を引き起こしやすくなります。
メラトニンはヒーリング効果があることもわかっています。セロトニンは、積極的に増やしていきたいものなのです。
〇腸が健康であることは、セロトニンがたくさん分泌されているサインになります。
なぜならセロトニンは90%が腸で作られ、腸の蠕動(ぜんどう)運動(消化した食べ物を腸の中で移動させたり便を体外へ排出させたりする)に作用するからです。
腸内細菌はセロトニンの分泌を助け、セロトニンの前駆体であるトリプトファン(必須アミノ酸)を作ります。
トリプトファンは、気分の改善や双極性障害などに対する抗精神作用を持つことが報告されています。
〇セロトニンがあると、昼間は優しく楽しく幸せな気持ちで過ごせます。
夜になると、それがメラトニンに代わってぐっすり眠れます。
セロトニン系列の物質は、昼も夜も活躍しているのです。
まずは腸内細菌を良い状態に整えること。これが今の時代を生きるために必要です」
〇「セロトニンは腸で90%作られるので腸内環境を良くしましょう。
野菜・果物の食物繊維に、発酵食品(ヨーグルト・納豆・キムチ・漬物・味噌)をプラスすることで栄養素の利用効率が高まってより腸内環境が整いやすいです。
ほか、オリゴ糖(バナナ・大豆・タマネギ・ゴボウ・アスパラガス・ニンニク)も腸内環境を整えてくれる成分です。
〇二種類のタンパク質で体を刺激しましょう
さらに、トリプトファンを1度に多く摂るために二種類のタンパク質を意識しましょう。
肉や魚の動物性タンパク質と、大豆などの植物性タンパク質を両方摂ってください。
こう聞くと非常に難しく感じますが、親子丼と豆腐の味噌汁、麻婆豆腐、豚汁など手軽に食べられるメニューばかりです。
カツオやマグロの入った海鮮丼もおすすめ。平日のランチでも意識してみてください。ランチはコンビニ派という方には、サラダチキンがおすすめです。
鶏の胸肉にもトリプトファンが多く含まれていて、セロトニンを作る原材料となります。
〇セロトニンを増やすメニューは、意外と食べやすいものが多いので、上手にコントロールしていきましょう。」。
一日中働いた身体は湯船に浸かる事で、重力から解放されて、温まることで心身はリラックスして整います。
お風呂に浸かる習慣を身につけただけで、これらの症状が無くなった方も数多くおられます。
ぜひお試し下さい。
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