「抜け毛」、「冷え性」でお悩みで来院された方との会話の内容を皆さんにもシェアしたいと思います。
その方に、「食べるものは何を気をつけたら良いのでしょうか?」との質問がありました。
その答えとして「タンパク質をしっかり摂っていますか?」と質問させていただきました。
タンパク質は私たちにとって大切な栄養素です。タンパク質とは一体どういったものなのでしょうか?
また、カラダにはどういった作用を及ぼすのでしょうか?
タンパク質とは?
タンパク質は炭水化物、脂質と合わせて3大栄養素と呼ばれています。
人間の筋肉や臓器、体内の調整に役立っているホルモンの材料となるだけでなくエネルギー源にもなっている必要な栄養素です。
主にアミノ酸によって構成されています。
自然には多くのアミノ酸が存在していますが、体の材料となり得るアミノ酸は、このうちの20種類です。
これらの20種類のアミノ酸がそれぞれ目的に合わせて数十種類?数百個以上結合し約十万種類のタンパク質に形を変えます。
筋肉や肌、髪の毛等、カラダ中のありとあらゆるものが「タンパク質で出来ている」と言っても過言ではありません。
体にはとても重要な栄養素であるタンパク質ですが、これとは別に意外と知られていない仕事があります。
それは、体内に取り入れた栄養や酸素をカラダの隅々まで運ぶ「輸送トラック」の役割です。
酸素を運ぶ「ヘモグロビン」。
様々な栄養素を運搬する「キネシン」「ダイニン」。
これらのタンパク質が不足すると。
事故や災害で物質輸送がストップするのと同じように、カラダ中の機能が正常に行われなくなり、脳神経疾病やガンなどの病気につながると考えられています。
カラダの「材料」になる
タンパク質。
また「栄養素や酸素を体中に運搬する」タンパク質。
タンパク質を豊富に摂取する事によって、カラダ中に酸素と栄養を運ぶことが出来るのです。
すなわち、髪の毛への栄養補給や、血流増加による体温上昇の効果も大きく期待できます。
皆さん?
しっかり摂れてますか?
元気祈ります。
ありがとうございます。
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